さすらい
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プロフィール

悠汰

Author:悠汰
名前:悠汰
性別:中性
血液:O
その他:一人称が「僕」
美人で素敵な方に弱い

美大を目指すしがない学生。だと思うよ。
今1番欲しいものはデジタル一眼レフ・バイクの免許。
暑さに弱いので夏は嫌いです。
早く秋がこないかなって思ってます。

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いつまででもお仕えしましょう


貴方がそれを望むのなら


 


あなたの気がすむまで 永遠に


 


 


 


 



【Read More】

 


今日も私は働く


貴方のお役にたつ為に


貴方に満足していただく為に


貴方に笑顔をいただく為に



幼い頃からの幼馴染でもあり


物心の付く頃には既に主人でもあった



お抱えの運転手であった父と家仕えの母


両親が事故で亡くなった後


家族同然に私を受け入れてくださった旦那様のお陰で


私は今もこうして貴方に仕えることが出来ている


いくら感謝をしたところで


この恩に報いることなど出来ないでしょう


だから私は死ぬまでお傍をお守り致します


どんな難しい申し付けもそつなくこなしてみせましょう


どんな些細な申し付けも精一杯こなしてみせましょう



知っていますか


心から貴方を慕っている私が


少しだけ貴方を受け入れられないでいることを



学生の頃からの貴方の趣味の写真


私などが写るなんて相応しくないのに


嫌がる私にカメラを向けて


貴方はいつも笑って言うのです


“こっちを向いて笑って”と


それ以上拒絶をする事はできませんでした


シャッターを切る貴方はとても楽しそうで


本当に嬉しそうに笑ったから


解っていたのでしょうか


そんな事をしなくても


私は貴方には逆らえないのに


知っていたのでしょうか


いつの間にか増えた私の写真で


いくつものアルバムを作っていらした貴方の


後姿を見つめる私の存在を




今日で何年になるのでしょうか


新しい写真は今も増え続けて



私は幸せです



貴方が今日も笑っているから






【Hide More】
12/15 【 自己満足 】 CM.0 . TB.0 . TOP↑
なんとなく、書いた。

「「優しさの」」



【Read More】

 台詞なのだと、仕組まれたものなのだと気づくのに、時間はそうかからなかった。


 


 これまでのあたしは未熟で幼稚で、子供の考えしか持ち合わせていなかった。この世に存在する物が総て事実で真実なのだと、疑問をもつことなく思い込んでいた。


 人ごみに紛れて息づいているほんのひとにぎりの悪意も、それを覆い隠す善意と愛に比べればたいしたことない。幾人も殺した殺人鬼にも悪質な事を繰り返す人にも、毎晩夜中に大音量で音楽を聴く隣人にも、少なからず暖かい、所謂人間らしい部分があるのだ。そう信じて疑わなかった。


 あたしには大好きな友達がたくさんいた。多少の我侭を享受してくれ、辛いときにも話しかけて微笑みかけてくれる。そっと肩を抱いて優しい言葉をくれる。あたしは友達を、どんなことを言われても嫌いになることは決してなかった。


 世の中の誰にもあたしのことなんて気にかけないんだと思っていたあたしも、友達に気にかけてもらい、優しさとほんの少しの愛を、見返りを求めることなく与えてもらえるんだと思うと安心した。


 ある日友達の一人があたしに言った。


 ―――ずっと一緒だよ。


 嬉しかった。それはどこにでもあるありふれた言葉だった。それまでの人生の中で同じようなことは何度も言われた。けれどその言葉は、ひどく落ち込んでいて、ぎすぎすしていたその時のあたしの中には信じられないほどスムーズに浸透した。


 


 穏やかな休み時間。あたしは友人達の楽しそうに雑談する姿を眺めていた。本当に楽しそうで。無邪気な顔で高らかに笑い声をあげていた。微笑ましかった。友人達のまわりだけに暖かな光が降り注いでいるように彼女達の姿は輝いて見える。大好きな友達。


 あたしは彼女達の話の輪に加わることができない。彼女達のつくりだす仲良しの雰囲気は外部のものを寄せ付けない、閉鎖的で敵意を剥き出しにした、見えない刃を備えていた。


 


 彼女の言葉は台詞だった。


 


 結局、誰の眼もあたしの姿をとらえはしないのだった。


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07/13 【 自己満足 】 CM.1 . TB.0 . TOP↑
  
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